金武外科肛門科

こんな症状のときは

“肛門科には恥ずかしくてなかなか行けない”という方は多く、自己診断をし、市販薬で経過をみている方は多いと思います。
病院に来られる方で8割は飲み薬や、つけ薬で様子をみることができます。しかし中には癌や手術が必要な場合があるため、専門的にみてもらうことをおすすめします。
自己診断される方で少しでもお役にたてられるように、肛門およびお腹(おもに大腸)の症状による主な病気をご紹介します。
下の一覧から気になる病状がある方はクリックしてみて下さい(確実な診断ではありませんので、参考までに考えてください)

先生

 

 

1.何か肛門から飛び出してくる

排便時や重いものを持ったとき、歩いているときなどに何か飛び出してくる、といった症状でもっとも多いのは内痔核です。
直腸の粘膜が飛び出すものは直腸脱直腸ポリープや肛門ポリープも飛び出すことがあります。

 

2.肛門が痛い

排便時に痛い時は裂肛が考えられます。出血をともなうことが多いです。
急にいぼのようにはれて、痛みがあるときは外痔核、肛門のまわりがはれてだんだん痛みが強くなってきた場合は肛門周囲膿瘍が考えられます。内痔核が悪化して戻らなくなった場合も痛みを伴ってきます。

 

3.肛門から出血する・便に血が混じる

痛みがなく真っ赤な出血のときは、内痔核がもっとも考えられます。しかし大腸炎直腸癌でも同様の症状がでます。痛みがあり出血があるときは、裂肛が考えられます。外痔核がやぶれた時も同様の症状がでます。
黒っぽい血を認めたときは肛門から遠い場所からの出血の可能性が高いです。これは大腸癌大腸炎のときに認められることがあります。
まれに腹痛を伴い、大量に出血する場合は大腸憩室症虚血性大腸炎が考えられます。

 

4.肛門のまわりがビラビラしている

皮膚のたるみ(皮垂)です。内痔核が出たり戻ったりを繰り返したり、裂肛が慢性化することによってできることがあります。
かゆみや下着の汚れの原因になることがあります。肛門の周りがぶつぶつしている場合は、尖圭コンジロームの可能性があります。

 

5.便が細い

肛門が様々な病気によって狭窄を起こしたときにでる症状です。
裂肛により炎症を繰り返すことや、肛門癌直腸癌・大腸癌などで狭窄をおこし、便が細くなることがあります。

 

6.残便感がある

内痔核によることが多いです。また直腸癌や便秘によっても残便感がでることがあります。

 

7.便が肛門のところまできているが、でにくい

便秘による症状ですが、女性の方で直腸瘤によることがあります。また内痔核直腸癌などによる残便感の可能性もあります。

 

8.肛門がかゆい

肛門は常に便にさらされる場所であり、また多少湿潤しているため、かゆみがでることがよくあります。(肛門掻痒症)
下痢をした後は痛がゆいといった症状がでやすいようです。内痔核裂肛を繰り返すことでもでます。
真菌(カンジダ症)も多い原因のひとつです。尖圭コンジロームでもでます。

 

9.下着が汚れる

内痔核直腸脱により、粘液がでることで下着が汚れる場合が多いです。また便もれによることもあります。

 

10.粘液がでる

内痔核直腸脱が原因でもっとも多いです。炎症性腸疾患直腸癌も原因のひとつです。

 

11.下痢と便秘を繰り返す・下痢しやすい

過敏性腸症候群の症状です。まれに大腸癌の可能性もあります。

 

日常生活でのおしりのケア(注意事項)

無理にいきまない

排便の時、無理にいきまない

毎日の入浴を心がける

毎日の入浴を心がける

排便後もお尻は清潔に

排便後もお尻は清潔に

便秘・下痢に注意する

便秘・下痢に注意する

長時間、同じ姿勢を続けない

長時間、同じ姿勢を続けない

腰を冷やさない

腰を冷やさない

トイレに行くのは便意を感じてから

トイレに行くのは便意を感じてから

アルコールや刺激物は控えめに

アルコールや刺激物は控えめに

 

おしりも大切!!やさしくいたわってください。

 

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